常日頃から子育てに対する不安や悩み、ストレスなどを抱えているお母さんも多いかと思います。
妊娠中はわが子の誕生を心待ちにし、子どもとの楽しい生活を思い描くものです。
ですが、実際に育児が始まると楽しいことばかりではありませんよね。私自身も悩んだり迷ったりしながらの子育てを経験してきました。
近年は核家族化が進んでおり、お母さんが一人で育児を担う状況、いわゆるワンオペ育児や孤立した子育てが社会問題になっています。
子どもの成長はとても速く、あっという間に成長します。そのような貴重な時期に子育てを楽しみながらより良い親子関係を築き、子どもが健全に育っていくためにはどのようなことが大切なのでしょうか。
まず第一に、子どもが安心かつ安全に過ごせる家庭環境づくりです。そして、成長と共に変化していく心理状態と、それに伴う子どもの行動や発言など親がきちんと理解していくことが重要になってきます。
完璧を求めず自分なりの子育てをする
子どもが生まれると、毎日の食事やお弁当のおかずは全て手作りにしなければいけない、子育てと家事と仕事どれも疎かにならないようにきちんと両立させなければいけない、いつも穏やかで怒らない優しいお母さんでいなければ…などと、理想のお母さん像を目指して日々奮闘すると思います。
しかしながら、その理想であり完璧なお母さんになることに必死になって自分を追い詰めて疲れてしまい、いわゆる育児ノイローゼになってしまうお母さんも多いのです。そうなってしまっては本末転倒ですよね。
育児マニュアル本やSNSでの完璧な子育てをしている(完璧に見えるような子育てライフの)投稿などを見てつい自身と比べてしまい、「自分はダメな母親だ」なんて落胆してしまうこともただあるかと思います。ですが、そんな風に思う必要など全くありません。
子どもが幼稚園に入ると、まず第一関門である毎日のお弁当作りが始まります。小さなお弁当箱に毎朝手作りのおかずを何種類か入れる作業は正直言って大変ですよね。ましてやキャラ弁なんてもってのほか!お仕事されてるお母さんなら尚更だと思います。
ちょっと話は脱線してしまいますが、今の冷凍食品はとても美味しくて見栄えも良く種類も豊富。更に無添加だったりほんと優秀です。夏場なんかは自然解凍で保冷剤代わりにもなり重宝します。
私自身、子どものお弁当作りに関して言えば、連日チンチン♪と電子レンジの音が鳴り響いておりました(笑)
冷凍食品を使うことに罪悪感をもつ必要なんてありません。それによって短縮できた時間を子どもとのコミュニケーションの時間にまわすことができるのです。
そんな忙しいお母さんの味方「冷凍食品」様々のお弁当で育ったわが子も現在は社会人。今まで病気や体調不良などもなくスクスクと大きく育ち、お陰様で健康優良児です !
とは言いましても、やはり子どもからしてみたらお母さんの手作りご飯に勝るものはありませんよね。冷凍食品やお惣菜や外食ばかりでも栄養バランスが偏ってしまうこともあるかもしれません。
一日の決まった時間の中で仕事と育児と家事をこなすのは本当に大変なことです。毎日の食事の支度の際は、手作りを基本としながらも冷凍食品やお惣菜を上手く使ってお母さん自身の時間、そして親子の時間を充実させていくということが大切です。
何よりもお母さんの愛情が子どもの成長において「一番大事な栄養素」なのです。
育児ストレスを抱えないために
育児ストレスは誰もが抱えるものであると言えます。育児の閉鎖的な状況に悩み、子どもに対してイライラをぶつけてしまい、その度に自己嫌悪に陥り反省し、自分を責めるという繰り返しだと思います。
育児ストレスは母親を取り巻く人間関係が大きな影響を及ぼします。中でも夫との関係性において影響が大きいと言えるでしょう。
父親の育児の参加は子どもや夫婦関係においてとても重要になります。非協力的な父親の場合、母親のストレスも強くなっていく上、のちに子どもからの尊敬度や容姿に対する評価までも低くなることもあります。
父親が家事や育児の負担を担うだけでは真の解決には至りません。「妻の話を聞く」「相談にのる」など夫婦で不安や喜びを共有し、妻を認めることが大切です。
育児ストレスを軽減させるためにはお母さんの「孤育て」にならないよう、周りの人たちの心理的サポートが必要です。
お母さんの笑顔は太陽
子育てにおいて大切なことはたくさんありますが、何よりも大切なことはお母さんがいつも笑顔でいることです。
子どもにとって、絶対的な存在であるお母さんの笑顔を見るのが一番嬉しいことであり、心の安定にも繋がっていきます。
子どもはお母さんの笑顔が見たくて、お母さんに褒めてもらいたくてがんばっているのです。
子どもの「小さながんばり」をも見逃さず、些細なことでも笑顔でたくさん褒めてあげてください。
楽しく子育てするために
子育てに大切なことは子育てを楽しむことです。そのためには、母親自身の心が満たされていることが大切です。
仕事や趣味など子育てとは別の居場所や世界を持ち、評価されるようなネットワークを持つことは充実した生活に繋がり、子育てに対して心の余裕も出てくるでしょう。
本来、「正しい子育て」や「間違った子育て」などありません。子ども一人一人性格も違います。わが子の個性を一番近くで見ていてわかっているのは他の誰でもなく親なのです。
常にわが子を信じ、お母さんご自身の子育てに対する考えや思い、そして直感を信頼してください。困った時は一人で悩まず誰かに頼ったり相談することも必要です。
おわりに
子育てを通して親自身も成長、発達していくことが大切です。
子どもと共に発達していくためには、子どもだけではなく親自身も周囲からのサポートが必要になってきます。
「生涯発達」という視点で人間を捉え、家族、地域、同じ世代の子をもつ親などと不安を共有し、心や身体の負担を減少させていくことが大切です。
「気負わず気楽に」をモットーに、楽しい子育てライフを目指していきましょう!
ちょっとでも参考になってもらえたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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